痛風対策の基本
尿酸値を下げるには?
痛風は生活習慣病なので、肥満、暴飲暴食、運動不足、ストレスが原因とされています。痛風対策は尿酸値を下げることですが、尿酸値を下げるには尿酸値の材料であるプリン体の量を減らすこと、作ってしまった尿酸は排出量を高めることの大きく分けると二つの方法になります。
プリン体(尿酸)の量を減らす
制限することが主な内容です。1)プリン体が多く含まれる食品を制限する。
2)激しい運動をしている人は運動の内容を適度な運動に変更する。
3)アルコールを制限する。
尿酸の排泄量を高める
不足していることを補うのが主な内容です。1)十分な水分を摂る
2)アルカリ性食品を摂る
その他
1)肥満の人はダイエットする2)ストレスを発散する
尿酸を下げる具体的な方法
十分な水分を摂る
尿の量を増やして尿酸の排出量を高め尿酸値を下げます。1日に2リットル以上の水を飲む必要があります。普通の生活では1リットル程度なので、約2倍の量を飲む必要があります。>>水をたくさん飲むには
食 事
高エネルギ、高動物性たんぱく質、高プリン体食品を避けるのが良いとされていますが、厳密に守ろうとすると野菜か海藻ぐらいしか食べるものがなくなりますが、プリン体が多く含まれる食べ物は避けるようにして、アルカリ性食品を摂り、野菜を殆ど食べないなど偏食の人は食生活の改善が必要です。>>痛風の食事の基本
運 動
肥満解消にもつながりますが、血流障害や低体温なども痛風の天敵なので適度な運動が必要です。しかし、激しい運動や筋トレは厳禁で多くのプリン体が生み出され尿酸値を上げる原因になります。>>痛風の人の運動
飲 酒
プリン体ゼロのビールなどが販売されていて勘違いする人も多いと思いますが、アルコールは肝臓で分解される時に尿酸を生み出すので、焼酎は大丈夫などと言う人がいますがそれは間違えで、プリン体の有無以前にアルコールの摂取量には注意が必要です。>>痛風の人の飲酒
肥満解消
痛風患者の60%は肥満で、肥満度が高いほど尿酸値も高くなり、肥満の解消は痛風には必要です。>>痛風の人のダイエット
ストレスの発散
また、ストレスを感じると尿酸値が上昇します。ストレスには良いストレスと悪いストレスがありますが、その両方で尿酸値は上昇してしまいます。明日から楽しみにしていた海外旅行だと、ワクワクしても尿酸値は上昇することになります。>>ストレス解消法